■ アルカロイド2007.8.29

アルカロイドとは、窒素原子を含み、塩基性を示す有機化合物の総称です。
多くは植物に含まれ、昔から毒物、薬物として使われてきました。

アコニチン(トリカブトに含まれる猛毒。)
アトロピン(ベラドンナなどのナス科植物に含まれる猛毒。サリンなど有機リン酸中毒      の治療に使われる)
エフェドリン(麻黄に含まれる。咳止めとしてよく使われる)
カフェイン(コーヒーや茶に含まれる。)
キニーネ(南アメリカ原産の樹皮に含まれる。マラリアの特効薬として使われる)
クラーレ(アマゾンで矢にぬる毒として使われた)
コカイン(コカノキに含まれる。麻薬 麻酔薬に使われる)
コニイン(毒にんじんに含まれる。ソクラテスを殺した毒)
コルヒチン(痛風の特効薬)
スコポラミン(ナス科ハシリドコロなどに含まれる成分。乗り物酔い止め薬として使われる)
ニコチン(タバコに含まれる。)
モルヒネ(ケシからとれる。ドラッグの一種。痛め止めとしても重要)


かつてインドのガンジーが「植物には偉大な力がある」と言ったそうです。


CGI-design