水ぼうそうに関する

Q: 予防する病気は?

A: 水ぼうそう(水痘)
先端に水をもった赤い発疹がポツポツと少しずつではじめ、その後ゆっくりかさぶたになっていき、約1週間で全部の発疹が黒くなります。
かさぶたができるまでは非常にかゆみが強く、夜も眠れなくて不機嫌になる赤ちゃんも少なくありません。
熱は、発疹の数が多いほど高く、しかも長く続く傾向にあります。
水ぼうそうは、ほとんどが重い合併症を残さずに自然に治っていきますが、 なかには症状が重くて入院したり、発疹のあとが皮膚にはっきり残ったりすることがあります。
麻疹と同様感染力の強い病気です。
 

Q: ワクチンの種類は?

A: 生ワクチン
 

Q: 標準の接種年齢と回数は?

A: 1歳以上で1回
   成人でも免疫のない人や低い人は接種しておきましょう
 

Q: 副反応は?

A: ほとんどありません。まれに熱や発疹が出ることがあります。
 

Q: 次に別のワクチンを接種するまでの期間は?

A: 27日間以上
 

Q: 注意事項はある?

A: ワクチン接種で免疫がついていても、水痘の子と接触した時に、ごく軽い水痘になることがまれにあります。熱もなく発疹も少なく数日で治ります。
高い熱が出ることがありますので、熱性けいれんのある子はぜひ接種しましょう。