狂犬病に関する

Q: 予防する病気は?

A:狂犬ウイルス

狂犬病は、狂犬ウイルスに感染している動物(イヌ、ネコ、コウモリ、アライグマなど)にかまれたり、引っ掻かれたりなめられたりすることで感染し、発病した場合には、100%死亡するという危険な病気です。 発病するとかぜ症状に加え、強い不快感、神経過敏症状(光や音・振動などに対する異常な反応や時・場所・人・環境・前後関係などが分からなくなる、幻覚など)を示し、その後全身麻痺から昏睡状態となり、呼吸ができなくなって死亡します。特に東南アジア、中南米、アフリカなどへの海外渡航者には、予防が望まれます。
(潜伏期:9日から1年以上まで幅広いが、平均2ヶ月)
 

Q: 慎重になるべきことは?

A: ゼラチン含有製剤又はゼラチン含有の食品に対して、卵のアレルギーのある人
 

Q: ワクチンの種類は?

A: 不活化ワクチン
 

Q: 標準の接種年齢と回数は?

A:
  • 予防の場合
          4週間隔で2回  さらに6〜12ヶ月後に追加接種として1回
             
  • 受傷後の場合
          第1回目を0日として、以降3、7、14、30日、及び90日の計6回
 

Q: 副反応はある?

A: 接種部位の腫れ・赤み・痛み・発熱
 

Q: 次に別のワクチンを接種するまでの期間は?

A:6日間以上