■ “これまでで最大の危機”「危機感緊張感呼び戻して」日本医師会 中川会長4/7(水) 16:14配信


















 東京都は7日、新たに555人の新型コロナウイルスへの感染を発表しました。感染者数が500人を上回るのは、2月6日以来、およそ2か月ぶりです。

 直近の7日間平均でみた新規感染者の数も417人と、先週から15パーセントほど増加しています。

 年代別では、20代が最多の178人で、重症化リスクの高い65歳以上の高齢者は63人でした。また、現在入院している感染者のうち、東京都独自の基準で「重症者」とされる人は、6日の44人から3人減って41人となっています。

 「これまでで最大の危機だと思います。第一に国民の皆様がコロナに慣れつつあり自粛という我慢の限界にあること。第二に感染力が強い変異株(ウイルス)が主体になりつつあるということです。早急に昨年の最初の緊急事態宣言時のように、国民の中に危機感緊張感を呼び戻さなければなりません」(日本医師会 中川俊男会長)

 一方、日本医師会の中川会長は会見でこのように述べた上で、現在の感染状況について、「緊急事態宣言が発令されるかどうかギリギリの段階である」と改めて、感染対策の徹底を求めました。(07日15:30)