■ 新型コロナワクチンの接種「努力義務」から妊婦は除外 2/15(月) 18:10配信
















 ようやく日本でも14日、正式承認された新型コロナのワクチン。「副反応」を見極めるため、妊娠している女性については「接種の努力義務」の対象から外すことが決まりました。

 厚労省は新型コロナワクチンについて、法律に基づき、「はしか」や「風疹ワクチン」などの予防接種と同じように、原則として「接種を受けるよう努力しなければならない」とする方針でしたが、接種後の「副反応」に不安の声も上がっていました。

 15日午後から開かれていた厚労省の審議会では、新型コロナワクチンについて、妊娠している女性に関する治験データが少ないことなどから、接種の「努力義務」の対象から妊婦を外す案を了承しました。一方で、授乳中の女性は対象とするということです。

 「お電話ありがとうございます。厚生労働省新型コロナウイルス相談センターでございます」

 こうした中、15日、厚労省が開設したコールセンターでは、ワクチンの「副反応」や、その「効果」などについて電話での相談を受け付けます。接種できる時期や場所などの問い合わせには各自治体の相談窓口を紹介するということです。

 新型コロナワクチンは、17日にも医療従事者を対象にした先行接種が始まる見通しです。

 一方、15日、東京都が発表した新たな感染者は266人と、1週間ぶりに300人を下回りました。ただ、土日に検査数が減るため、月曜日の感染発表は少なく出る傾向にあり、1週間前の同じ月曜と比べると減少幅は小さくなっています。(15日17:47)