■ 10カ月ぶり市中感染が変異型?→都市封鎖 豪パース | 1/31(日) 15:44配信 |
オーストラリアの西オーストラリア州は1月31日、州都パースなどで同日午後6時から5日間、ロックダウン(都市封鎖)を敷くと発表した。前夜に昨年4月以来の新型コロナウイルスの市中感染例を確認。感染力が強いとされる英国由来の変異ウイルスによる感染とみられるため、一気に封じ込めを図る。 州によると、30日深夜にホテルの警備員の男性の陽性結果が判明した。ホテルでは帰国者らが14日間、強制的に隔離されており、陽性がわかった帰国者4人のうち、2人が英国の変異型、1人が南アフリカの変異型に感染していた。警備員は、英国の変異型に感染した1人が滞在する階を担当していた。 マクゴワン州首相は「多くの州民が驚いていると思うが、とても深刻な状況だ。断固として迅速に対応した」と説明した。パースとその南の州内の2地域で、食料品などの買い物、医療や介護、運動、在宅でできない仕事を除いて外出が禁じられる。同州は昨年4月から他州・地域からの入境も厳しく制限して、同4月11日を最後に「市中感染ゼロ」を続けてきた。 豪州では、東部クイーンズランド州が1月8日から3日間、同様に州都ブリスベンでロックダウンを敷いた。州内では、昨年9月以来の市中感染例だったが、帰国者が隔離されるホテルの清掃員が英国の変異型に感染していた。( |