■ 米、新型コロナ死者が15万人突破 11日間で1万人増7/30(木) 1:03配信









ロイター







米国で29日、新型コロナウイルス感染症による死者が15万人を突破したことが、ロイターの集計で分かった。テキサス州ヒューストンの病院で25日撮影(2020年 ロイター/CALLAGHAN O'HARE)
[29日 ロイター] - 米国で29日、新型コロナウイルス感染症による死者が15万人を突破したことが、ロイターの集計で分かった。国別では米国の死者が最も多く、全世界の死者66万人超の23%を占める。



感染が深刻な20カ国中、米国の1万人当たりの死者数は4.5人と、英国やスペイン、イタリア、ペルー、チリに次いで6番目に高い。

米国での新型コロナ感染症による死者は過去11日間で1万人増加。フロリダ州ではこの日、1日当たりの死者が217人と2日連続で最多を更新。アーカンソー、カリフォルニア、モンタナ、オレゴン、テキサスの各州でも前日、死者がこれまでの最多となった。

今月に入ってからの死者数は、州別でテキサス州が約4000人と最も多く、次いでフロリダ州が2900人、カリフォルニア州が2500人。一方、10万人当たりの死者数では、引き続きニューヨーク州やニュージャージー州が最も多い。

米国では、週間で死者数が3週連続で増加する一方、感染者数は直近で6月以来の減少に転じた。

全世界の感染者は1680万人超。米国は430万人超。

こうした中、テキサス州選出の共和党のゴーマート議員のコロナ感染が明らかになった。同議員はウイルス感染拡大防止に向けたマスク着用を拒んできた。

米ワシントン大学保健指標評価研究所(IHME)が14日に示したモデル分析に基づく予測によると、米国での新型コロナウイルス感染による死者は11月1日までに22万4000人に達する見通し。