■ 子どもの人口20万人減、39年連続で減少5/4(月) 17:04配信






読売新聞オンライン



 総務省は、5日の「こどもの日」に合わせて15歳未満の子供の推計人口(4月1日現在)を発表した。前年より20万人少ない1512万人で、39年連続の減少となった。総人口(1億2596万人)に占める割合は0・1ポイント減の12・0%で46年連続で低下した。現在の調査方法となった1950年以降で人数、割合ともに最少を更新した。

 内訳は、男子が774万人、女子は738万人で、男女ともに前年比10万人減だった。3歳ごとの年齢区分では、0〜2歳が275万人で最も少なかった。最も多いのは、12〜14歳で321万人だった。

 都道府県別の子供の人口を見ると、東京だけが前年比で増加した。総数155万人で3000人増となった。人口に占める割合(昨年10月1日現在)では、最も高いのが沖縄の16・9%で、滋賀(13・8%)、佐賀(13・5%)と続いた。最も低かったのは秋田の9・8%だった。