■ 今年の花粉 昨シーズンの5倍以上飛散か1/9(水) 15:45配信


 そのワケとは



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 春の陽気を迎えると気になるのは「スギの花粉」。花粉症で困っている人も多いですよね。今年はスギの花粉が大量に飛びそうだといいます。そのワケとは。
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今年の花粉 昨シーズンの5倍以上飛散か 

スギの雄花


 取材班が訪れたのは愛知県有数のスギの産地、新城市。

「茶色く見えているものが、花粉が入っているスギの雄花なんです。触ってみますと、まだこの時季ですから堅いんです。どんどん春先に気温が高くなってくると、芽が開いて花粉が飛び出してくる」(気象予報士 石橋武宜さん)

 雄花1個の中に、どのくらいの花粉があるのでしょうか?

「1つの中に約40万個の花粉が入っている」(石橋さん)
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愛知県での花粉の飛散量は前年比5倍以上と予測(ウェザーニューズ)


 環境省によると愛知県では今年、花粉を大量に含んだスギの雄花が前の年と比べると2倍近く多いといいます。さらに、ウェザーニューズによると、花粉の飛散量は5倍以上という予測も。

 なぜ今年は大量に花粉が飛びそうなのか。

 そのワケは去年の夏の天候にあります。気温が統計開始以来、1位となる記録的な猛暑で平年よりもかなり高く、日照時間も多かったことが影響しているとみられています。
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 では、いつ花粉が飛び出すのでしょうか?

「今年は早いとみています。ポイントは『気温』なんです。春先の気温が高いと早く花粉が飛び、気温が低いと花芽が締まって飛びにくくなる。この先の3か月予報では3月の気温が平年並み、もしくは高いと予想しています。今年は例年よりやや早く飛ぶ可能性が高いんです」(石橋さん)

 気温が高いと一気に飛び出す可能性があるため、十分に警戒が必要です。
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 スギ林を所有している生田さんは毎年、困ることがあるそうです。

「ふとん干せないので、掃除機でやるくらいで。3月ごろまでは、洗濯物や息子のものは外に干せないの、花粉症で」(スギ林を所有する 生田フサ子さん)
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藤田医科大学 ばんたね病院 近藤康人 教授


 例年と比べ量が多く、さらに一気に早く飛ぶという花粉。早めの対策が必要だといいます。


「2月になった時には、もう治療を開始していた方がいいと思います。去年ちょっと症状がつらかった人は、早めがいいので、治療を開始した方がいい。特に花粉が多いのは、お昼前後と夜です。ちょうど子どもたちが帰って来る時間、会社から帰って来る時間に多いので、そういったことから手洗い、うがいは大切です」(藤田医科大学 ばんたね病院 近藤康人 教授)
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