■ アレルギー研究の権威、石坂公成氏に別れ、山形で葬儀2018年7月11日15時00分









 米ラホイヤアレルギー免疫研究所名誉所長の石坂公成(きみしげ)さんの葬儀が10日、山形市鉄砲町2丁目のセレモニーホール山形で営まれた。親族や友人、教え子ら約200人が参列し、研究と家族に人生を捧げた石坂さんをしのんだ。

「免疫学界の巨星落ちた」石坂さん死去、山形で惜しむ声

 佐藤孝弘・山形市長や嘉山孝正・山形大学医学部参与らが弔辞を読んだ。嘉山さんは「石坂先生には本物しか通じません。言い訳やへつらい、ましてやウソの入った会話など一瞬で見分けられます。私には人生の父のような存在で、常に建設的な助言をいただいた」と感謝の言葉を述べた。

 友人代表として弔辞を読んだ弁護士の設楽作己さん(89)は、石坂さんの妻の照子さん(91)の父が営む法律事務所で働いていたことがきっかけで石坂さんと知り合い、付き合いは半世紀以上になるという。5月に会ったのが最後になったといい、「元気そうに見えたが、照子より先に逝くかもしれないと言って、最後まで(山大病院に入院している)照子さんのことを心配していた」と愛妻家だった石坂さんをしのんだ。