■ 抗菌薬の処方について2018.4.2


平成30年4月からの診療報酬改定に伴い、厚労省「抗微生物薬適正使用の手引き」に従って、抗菌薬の処方が制限されることになりました。
「基礎疾患(持病)のない元気な児の急性気道感染症(いわゆるカゼ)や急性下痢症(いわゆる胃腸カゼ)は、ほとんどがウイルス感染で自然に治るので抗菌薬は必要ない」
ことが大きな理由です。当院でも原則この手引きに従って抗菌薬の処方を決定しています。もちろん「基礎疾患のある児」「症状が重篤な児」「上気道炎や胃腸炎以外の疾患も疑われる児」「症状が改善しない児」等には抗菌薬を処方する場合もあります。その都度ご説明をいたしますが、ご不明な場合は診察時あるいは診察の終わった後でもご質問ください。