■ 玉響
2009.6.30
たま‐ゆら
[副]少しの間。ほんのしばらく。
・ 「―も心を休むべき」〈方丈記〉
◆の「玉響」を「たまゆらに」とよんだところからできた語。玉がゆらぎ触れ合うことのかすかなところから、「しばし」「かすか」の意味に用いられた。
・ 「玉響(たまかぎる)きのふの夕見しものを今日の朝(あした)に恋ふべきものか」〈万・二三九一〉
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「たまゆらの愛」という小説や「たまゆら」というテレビドラマがありました。