■ 一入2009.6.20

ひと‐しお
《2が原義》

1 ほかの場合より程度が一段と増すこと。多く副詞的に用いる。いっそう。ひときわ。「苦戦の末の優勝だけに喜びも―だ」「懐しさが―つのる」

2 染め物を染め汁の中に1回つけること。

・ 「―再入(ふたしほ)の紅よりもなほ深し」〈太平記・三六〉


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昔「ひといり」と読んだ人がいました