■ 瓢箪から駒2008.8.18

 1 意外な所から意外な物が出ること。ふざけて言ったことが実現することのたとえ。

2 (多く打消しの語を伴って)とうていありえないことのたとえ。


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張果(ちょうか) 中国、唐代の道士。八仙の一人とされ、張果老ともいう。恒州中条山に隠居し、尭(ぎょう)の時世に生まれたと称し、白驢(はくろ=白い驢馬)に乗って一日に数万里を行き、休息する時は驢を畳んで腰の瓢(ひさご)に納め、乗る時はその水を噴くと、忽ち驢が現れたという。一時玄宗(げんそう)の信任を得て都に招かれ、玄宗はその死後棲霞観を建立し祀(まつ)ったという。白驢に乗っているところが画題とされる。