■ 飄々2008.3.15

ひょう‐ひょう〔


1 風の吹くさまや、その音を表す語。

・ 「耳元で風が―と鳴り続けた」〈火野・土と兵隊〉

2 風に吹かれてひるがえるさま。

・ 「風に揉まれる煙の如く―と舞いながら」〈谷崎・異端者の悲しみ〉

3 足元がふらついているさま。また、目的もなくふらふらと行くさま。

・ 「船は流れのまにまに―と軽く行くのである」〈木下尚江・良人の自白〉

4 考えや行動が世間ばなれしていて、つかまえどころのないさま。「前ぶれもなく―と現れる」「―たる風貌」


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現在日常生活で使われるのは 4 の意味が多いと思います。
やや好意的に人を評する場合が多いようです。