■ ゾウフルーザ耐性インフルエンザウイルス

インフルエンザの新薬であるゾフルーザの耐性ウイルスが問題になってきています
ゾフルーザはインフルエンザウイルスが作り出すエンドヌクレアーゼという酵素の働きを止める薬です。この酵素を作り出す遺伝子は、インフルエンザウイルスが増えるときにときどき間違ってコピーされ、少し異なったエンドヌクレアーゼを作るインフルエンザウイルス(耐性ウイルス))が登場します。始めjは少ない数ですが、なにしろインフルエンザウイルスは一日で100万個と言われるスピードで増えていきますので、少しづつ耐性ウイルスが生き残っていき、そのウイルスが感染を起こすと一気に数を増やしてゆくことになり、結果として薬が効かなくなる可能性が増えてきます