■ マスク

風邪やインフルエンザが流行する季節になるとマスクを着けている人が目立つようになります。
しかし最近の研究結果では、マスクの感染を防ぐ能力はあまり期待できないという結果が多くなっています。
その理由の第一は、マスクの大きさは約5μmで、細菌は1μm、ウイルスは細菌の10分の一の100〜800㎚ですから、細菌やウイルスがマスクの穴をやすやすと通り抜けることができるからです
しかし人間の細胞は10μmですから咳やくしゃみで人に広げる確率がある程度低くすることができるでしょうし、加湿によりのどや鼻の粘膜を保護できる利点も考えてよいでしょう。
当院では3人ともマスクはつけていません。
理由は声が不明瞭になり患者さんときちんとした会話ができないからです。
もしマスクをしていなくても会話がうまくできていなければほかの問題がありますので遠慮なく申し出てください