■ 世界の風疹

風疹は日本だけの問題ではありません
日本が風疹輸出国と言われる可能性があります
今の日本では、風疹は女性がちゃんと接種すればいいじゃん、というような意識が感じられんます
しかし流行の原因は働き盛りの男性であり、この人たちはもっとも活動範囲が広く、海外に旅行や出張するでしょう、その時海外に輸出するかもしれませんし帰国するときに持ち帰るかもしれません。海外ではまだ日本のように予防接種の制度が整っていない国々がたくさんあります。そこに住む女性たちに感染させるかもしれません。また2020年のオリンピックには海外から日本におおくの外国人がやってきて、風疹に罹る可能性が高まっています。その中の妊娠中の女性がかかったり、帰国して本国の女性たちに感染を広げることも考えられます

要はワクチンは単に日本国内の問題ではないのです
その理解度がまだ一般の人には足らないような気がします




アメリカ疾病管理予防センター(CDC):Yellow Book 風疹(英文)


EPIDEMIOLOGY

Even though endemic rubella virus transmission was declared eliminated in the Americas in 2015, rubella virus continues to circulate widely, especially in Africa, the Middle East, and South and Southeast Asia. Globally, >100,000 infants are born each year with CRS, and >80% of those are born in Africa and some countries in South and Southeast Asia. In the United States, endemic rubella virus transmission was interrupted in 2001 and elimination was verified in 2004, but imported cases continue to occur. From 2004 through 2015, a median of 9 (range, 3–18) imported cases were reported annually in the United States, and 9 CRS cases were reported during the same period.


疫学

風疹ウイルスは2015で南北アメリカで排除宣言されたにもかかわらず、、風疹ウイルスは、アフリカ、中東、南、東南アジアを中心に、広く循環し続けている。世界では 10万人以上の乳幼児が毎年、CRSをもって生まれ、その 80%以上 はアフリカと東南アジアの国々です。
米国では、流行の風疹ウイルスの感染が2001で中断され、除去は2004で検証されたが、輸入事例は引き続き発生した。2004から2015年まで、9の中央値 (範囲、3から 18) 輸入例は米国で毎年報告され、9の CRS の例は同じ期間の間に報告された。