■ 麻疹 |
麻疹の小規模な流行がどうやら収まったようです しかし日本では依然として毎年200〜300人の患者が発生し、何人かはその後遺症で苦しんでいます 2008年の関西空港発の大規模な流行(患者数10000人以上)の再来が危惧されています 現に今年は昨年に続けてフランス、ギリシアなどヨーロッパで流行が始まっています 難民の流入も原因の一つですが、ワクチンの接種率の低下も大きな要因です ナイジェリアやパキスタン、バングラデッシュなど紛争地域は やインドや中国は流行地の常連です。 ハシカーンは不死身のようです http://www.medicos.jp/yumekuri/about/02_10.html WHO ファクトシート 麻疹(はしか) Measles 2018 年 9 月 20 日 重要な事実 ・安全で費用対効果の高いワクチンがあるにもかかわらず、2016 年には世界で 89,780 人 が麻疹により死亡し、その多くは 5 歳未満の子どもたちであった。 ・麻疹ワクチンにより、2000 年から 2016 年の間に麻疹による死亡は、世界全体で 84%減 少した。 ・2016 年には、世界の子どもたちの 85%が最初の誕生日を迎えるまでに、定期接種を通じ て麻疹ワクチンの第1回接種を受けており、接種率は2000年の72%から向上している。 ・2000 年から 20016 年の間に、麻疹ワクチン接種によって 2,040 万人の死亡が予防できた と推計され、麻疹ワクチンが公衆衛生における最も費用対効果の高い施策のひとつであ るといえる。 本件ファクトシートについて、厚生労働省検疫所ホームページのこちらでは 全文の日本語訳が公開されていますので、ご参照下さい https://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2018/04241153.html ⓒ World Health Organization この文章は、日本 WHO 協会が WHO のメディアセンターより発信されているファクトシ ートのキーファクト部分について、2014 年 3 月に WHO 本部より付与された翻訳権に基 づき作成したものです。 ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報への リンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われま すので、更新日時の確認を含め WHO ホームページでの原文をご確認ください。 Measles ファクトシート原文は こちら file:///C:/Users/user/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/2BJ504HE/286.pdf |