■ ワクチンのメリット(得になること)



ワクチンの最大のメリットは、ワクチンを受け免疫ができれば、個人が恐ろしい感染症の病気にかからないか、かかっても軽い症状で済むことです
しかし、人間の体は1人1人異なりますので、同じワクチンを使ってもそれによる免疫のでき方が違い、その後も生活環境や年齢によって差が出てきます。
また、ワクチンの種類によってもともと強い免疫ができないものや(BCGやインフルエンザワクチンなど)、同じ病原体でもあるタイプには効果があってもほかのタイプには効果がない(肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチンなど)場合もあります
ワクチンを規定通り受けただけでは必ずしも免疫ができるとは限りませんし、一度免疫ができても時間とともに免疫の力が落ちてゆきます。
ワクチンを受けてどのくらい免疫ができたかどうか、現在どのくらい免疫の力があるのか、は血液検査などを行うまではっきりとわかりません。
こんなことを言うとあまりワクチンのメリットを感じなくなるかもしれませんが、あくまでワクチン一般のことですのでやはり一つ一つのワクチンのメリットを吟味してみることが重要です