■ 感染と発症は違います

感染とは、病原微生物が、ヒトの体内に入り込み住み着くことであり、発症とはその入り込んだ病原微生物が行動を起こし身体に何らかの病状をもたらした状態、つまり発病した状態が『感染症』です。
したがって感染症を防ぐにはまず感染を防がなければなりません
もっとも有効な方法は手洗いです。(うがい、マスクは最近その有効性に疑問が生じてきています)
ワクチンは感染よりも主に発症と重症化を防ぐ目的で接種されます
なお病原微生物が住み着いても発症していない状態を「不顕性感染」といいます