■ 集団接種と個人接種 22017 11 16

例えば、風疹のワクチンについて考えてみましょう。
風疹は名前のように、かかっても何も症状が出ないかあっても風邪のような症状と小さな発疹が出る普通は軽い経過で済む病気です。
特別な治療する薬はなく、自然に治ってしまう病気ですが、問題は、この風疹ウイルスが妊娠している初期のお母さん方にかかった場合、そしてその人たちが抗体を持っていないとき、お腹の中の赤ちゃんにこの風疹ウイルスが影響していわゆる先天性風疹症候群を起こす確率が非常に高くなることです。
妊娠する可能性がある女性は風疹ワクチンの接種率が男性に比べてt高いのですが、それでも、接種したにもかかわらず、風疹の免疫が十分についていなかったり、以前接種したワクチンの効果が年齢とともに低くなってきたりしていたりして風疹にかかってしまうことがあります。
この場合、風疹のワクチンは女性にとっては個人防衛の面が強いのですが、男性は社会で暮らす女性に風疹をうつさないという、集団防衛の面が強調されてもいいと思います。