■ ワクチンは難しいその2 2017年9月25日

ワクチンが制圧を目指す病気に対する理解の度合いが人によってかなり異なります
例えばマシンを取り上げましょう
2015年3月日本はWHOからマシン排除国に認定されました
これはいわゆる野生株によるマシンの発生がなくなったということを意味しています
しかし現実にはマシンは毎年200人から400人の患者が出ています
これらのマシンはすべて輸入物です
海外に観光に行ったり現地に滞在したり、あるいは外国からの観光客が日本国内に輸入したものです
したがって麻疹に感染する人は小さい子供たちではなく大人たちが大きな比率を占めています
また国外に目を向けてみると世界中にまだ大きな流行をみせている地域があります
特に今年は9月1日の時点でイタリアが4300年ドイツが860人ルーマニアが8,900人以上の患者の発生を見ていています
2015年でもWHOによれば134,200人がマシンで死亡している計算です
このような現状はあまり普通の人々に知られていません