■ 麻疹の流行  海外編

ハシカーンは海外で暴れているようです
日本でも毎年300〜400人の患者さんがいることを忘れないように。


厚労省


2017年09月05日更新 ヨーロッパにおける麻しんの流行 (更新10)
 麻しん(はしか)は、麻しんウイルスによって起こる病気です。空気感染、飛沫感染、接触感染によって、人から人にうつります。その感染力はウイルスの中で最も強く、麻しんを発症している人と同じ部屋にいるだけで(空気)感染することがあります。また、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、肺炎や脳炎などの重い合併症を起こすこともあります。
 欧州のいくつもの国で麻しんの流行が発生しており、2017年9月1日付けで、欧州疾病対策センター(ECDC)は注意を呼びかけています。ルーマニアとイタリアでは、大規模な流行が発生しています。また、今年は、ラトビア、リヒテンシュタイン、マルタ、ノルウェーを除き、欧州のすべての国で、麻しん患者が報告されています。
 *原文では、この他に、ドイツ(860人)、アイルランド(8人)、イタリア(4,328人)、ルーマニア(8,937人)、イギリス(17人)からの情報が更新されています