■ ビーカンショット

B型肝炎を引き起こす超暗黒帝国ダルクの幹部怪物ビーカン。
このビーカンに対抗するヨボーレンジャーの武器がビーカンショットです。現在は任意接種ですが、今年の10月から定期接種に組み込まれます

ビーカンショットはビーカンの体の成分の一部(Sタンパク)に対するコータイ弾の一種です
ですからビーカンが感染した(潜り込んだ)細胞の中には届かないため、細胞を破って自分のコピーを大量に出して広がろうとするビーカンにのみ効果があります

このビーカンショットは遺伝子組み換え技術を使って作られています
2種類のビーカンショットのうちビームゲンのつくり方は以下のようです
大腸菌と酵母菌のプラスミドDNAを合わせてシャトルベクターを作り、そこにビーカンのHBs抗原遺伝子を載せて酵母菌に組み込んでいます
組み込まれた酵母菌はせっせとHBs抗原を作り、この酵母菌を大量に培養してそこからHBs抗原を回収してビーカンショットの材料を揃えます

なんだかややこしいですが、遺伝子組み合わせ技術はものすごい勢いで進んでいます