■ ブタとインフルエンザ

ブタは人間に最も身近な動物の一つです また、ブタは鳥のインフルエンザと人のインフルエンザにたいするレセプターを持っているので両方のインフルエンザにかかります ２００９年に一時「新型インフルエンザ」と報じられ世界を恐怖に陥れた記憶はまだ新しいものですが、現在は豚由来のインフルエンザ、H１N1ｐｄｍとして通常のA型インフルエンザと同様の扱いになっています 蓋を開ければ毎年流行しているインフルエンザウイルスがいつもどおり豚の中で小さな変異を起こしたため免疫のない人に一気に広がった現象でした。 今年のA型もこの型が流行していますが、特別重症になることはありません。 しかし油断は禁物です。 豚の体内で鳥と人のインフルエンザウイルスが融合して、まったく新しいインフルエンザウイルスが誕生する可能性が極めて高いからです そのときは本当に「新型パンデミックインフルエンザ　・・・型　　登場」と呼ばれることになるでしょう また、H5N1などの高病原性鳥インフルエンザも依然として世界で散発しています これらのウイルスがにわとりの体内で変異を起こし、人に感染しやすくなることが一番現在懸念されています いまから準備をしておかなければなりません ヨボーレンジャーたちは休む暇はないのです

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