■ ウイルスとレセプター(受容体)

ウイルスは自分だけでは生きてゆくことができません
人間の細胞の中に入り込んでその細胞を乗っ取り、その細胞の生産システムを利用して自分のコピーを短時間に大量に量産し勢力を広げます
そのためにはまずある細胞のある場所にくっつくことが必要です。あとは細胞が自然と取り込んでくれます。そのある場所をレセプター(受容体)といいます。
レセプターは本来人間が生きるために備えているもので、体のいろいろな物質がその場所と結びつくことによって細胞の働きをコントロールしています
しかし、なぜかダルクのウイルス軍団たちはこの場所をそれぞれの軍団に割り当てて侵入の門戸としています。また、人間の体の中に入ったあとでもいろいろな細胞に侵入するときにこの入口を使います
ですからウイルスによって病気の症状が違ってくるのです。
また、ヨボーレンジャーたちが戦う免疫システムの動き方によっても病気の症状が変わってきますので同じウイルス軍団に襲われてもでも現れる症状は人によって違います。