■ 手ごわいハシカーン フーシーン | 2015 2 18 |
WHOの麻しん撲滅運動の目標は 2015年末までに ●麻しんの死亡者を2000年の水準に比べて、少なくとも95%減少すること ●地域的な麻しんと風しん、先天性風しん症候群(CRS)の撲滅目標を達成すること でしたが、もう不可能なことがわかりました WHOは麻しん撲滅の基準を以下のようにしています 1 麻しんが年間人口100万あたり一人未満 2 ワクチン2回接種率が95%以上 3 ちゃんとした麻しん発生動向をとらえるシステムの確立 日本は2008年に大人や学生を中心に大きな流行を起こしていますし(2010年でも100万人あたり3.58)、接種率も乳幼児は92%くらいですが中高校生になると80%をきっています また、2012年に風疹が流行しその後CRSを生み出しているという情けない政策状況もあります もっと副反応だけではなくワクチンの効果を定期的に正確に情報提供する努力を日本のメディアには求められています 風疹のCRSについて http://www.jspnm.com/Teigen/docs/CRSver7a.pdf#search='%E9%A2%A8%E7%96%B9CRS' |