■ 心は化学だ

ある医師の回顧録から


その医師は医学部に入学したときに化学の先生に「文系で化学物理が全くダメですが、どうか試験に落とさないでください」と頼みに行ったそうです
その時化学の先生は「心とは何だね」と問いかけ、思案していると「心は化学だ」と諭されて、それからその医師は必死に勉強してよい成績をとるようになったそうです


なるほど心は脳そのもの、脳は常時化学反応を起こして、その結果人間は動いているのです。
化学を理解できなければ人間を理解できない、つまり医師になる資格がない、ということです


今の私の年齢になるとまさに世の中の真実を言い当てている慧眼の持ち主であることがわかります

政治経済社会現象芸術スポーツなど様々な人間模様はすべて脳が作り出した産物です。
つまり化学反応の結果ともいうことができます
このような観点から物事を眺めるとと周囲を見る目が変わり、世の中がとても面白く思えてきます、