咳止め:鎮咳薬

気管支にある筋肉のけいれんを和らげたり、脳にある咳中枢に働きかけ、咳中枢の働きを抑えたりすることで咳を止めます。

気管支に直接働きかけ、筋肉のけいれんを和らげ咳を抑えます。

末梢性鎮咳薬
テオロング テオドール メプチン ポルボノールなど気管支拡張剤と呼ばれるくすりです

脳にある司令塔《咳中枢》に働きかけ咳を抑えます。
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中枢性鎮咳薬
麻薬系中枢性鎮咳薬(リン酸コデイン)
非麻薬系中枢性鎮咳薬(メジコン アスベリン フラベリック)

咳には、痰とともに身体のなかの悪いものを出す大切な働きもあるので、場合によっては咳止めを飲むことで痰のキレを悪くし、かえって逆効果なこともあります。

咳が出るからといって、以前にもらった薬を気軽に飲まないようにしましょう

咳が続くと体力が消耗したり睡眠不足になったりするので処方されることがあります。 しかし、咳止めは一時的なものであって 咳の原因になっている病気を治すことが大切です。
副作用
・便秘や眠気などがあらわれることがあります。
・アスベリン・・・おしっこが赤くなることがありますが、一時的なもので心配要りません