■ AEDの電圧量 |
知りたい!AEDの電圧量 突然死に多いとされる心室細動。 心室細動が発生してから3分以内に除細動を行うことによって 生存退院率が約70%にもなるんです。 心室細動は、心臓が痙攣している状態です。 この痙攣を止めることができるのがAEDという医療機器。 AEDから流れる電流によって心臓に電気ショックを与えることで心臓を 正常な状態に戻すことが可能です。 AED 電圧AEDから出る電圧は、約1,200〜2,000V。 電流は、約30〜50Aとされています。 AEDのエネルギー量は、J(ジュール)で表されます。 J(ジュール)=電圧(V)×電流(A)×時間(秒) 1回の電気ショックで成人に使われるエネルギー量は、150J。 その時間は、約1/1000〜1/100秒となっています。 電気ショックを行う場合は、「離れてください!」 といったAEDから音声アナウンスが流れます。 AEDはどのぐらいの電圧がかかっているか? [CPRの基礎] さやねえ 「みなさん、こんにちは!NMB48と学ぶ心肺蘇生の時間です!」 みいちゃん 「あれっ?AKBじゃなくなったの??」 なな 「みいちゃん、ごめんなさい。この番組は関西限定なんですよ〜」 みいちゃん 「そんな、、、、、でも、無理矢理出てやる〜!」 さやねえ 「今回は、電気ショックをする時にどのぐらいの電気が必要なのかについて勉強します。」 あやにゃん 「NMB48のゆきりんと言われている、肥川彩愛(ひかわあやめ)です!関西は計画停電があるかも知れないので、電気について学ぶのは大切ですね!」 みるきー 「蘇生の講習会でも、電気ショックをかける時に、安全確認についてうるさく言われますよね。」 りぃちゃん 「触れていると何か問題があるんですか?」 さやねえ 「すごい電気が流れるから危険なんだよ!」 みいちゃん 「でも、静電気だってすごい電圧だって言うよ。」 なな 「確かにですね、、、、」 あやにゃん 「ACLSリソーステキストP.35にはこんな事が書いてあります。」 みるきー 「一般的に電気ショックが成功するには、胸壁に30ー40アンペアの電流(単相性の場合)が必要なんだって。覚えやすいようにAED48で48Aって覚えると良いかもね。これより少なめに、、、」 りぃちゃん 「二相性ではもう少し少なくても良いみたいですね。二相性の電気ショックは、往復びんただから、、、。」 さやねえ 「それりぃちゃんが数年前まで体育館の裏でやってはりました。」 りぃちゃん 「やってませんから!、、、たぶん。」 なな 「ヒトの胸壁抵抗を50Ωとすれば、必要な電流を流すのには、50×30(アンペア)=1500ボルト必要だね。」 れなぴょん 「研究によれば、ヒトの胸壁抵抗は15ー150Ωと人によってかなり差があるそうです(平均70ー80Ω)。」 みいちゃん 「私たちの握手会の混み具合と一緒だね。かなり残酷、、、、」 さやねえ 「理科の復習だよ!電圧×電流=電力(ワット)」 なな 「電力×持続時間(秒)=エネルギー(ジュールまたはワット秒)」 みるきー 「電気ショックで1500ボルトの電圧をかけると45000ワットの電力がかかります。これを0.0044秒通電させれば約200ジュールとなります。」 ゆきりん 「本物のゆきりんです!ヒトの胸壁抵抗が75Ωだとすれば、1.5倍の電圧か、通電時間が必要ですね。」 りぃちゃん 「すごい電気が流れているんだね!危ないって事がよく分かりました!AEDはちっちゃいけれど、すごい力を持っているんだね。」 さやねえ 「私たちもデビューからのシングル連続一位記録続けられるよう頑張ろう!」 |