こどものツボ2

歯ならび

4、5才になると乳歯の間に隙間ができますが、これは心配ありません。永久歯が乳歯より大きいこと とあごの骨が成長して隙間ができるのが原因です。

乳歯の虫歯

乳歯は永久歯の歯並びに影響します。虫歯ができることによって、永久歯に生え変わる順が乱れたり、 虫歯の根がいつまでも残っていると正常とは違ったところに生えてきたりすることがあります。

出っ歯

下あごがひっこんでいる場合、上あごが出ている場合、歯だけが前に出ている場合があります。遺伝も ありますが、指しやぶりを4〜5才以後も長く続けると影響することがあります。また、鼻の病気のた めにうまく鼻で呼吸ができずロ呼吸になってしまい、いつもロを開けていると前歯が出てくる傾向があ ります。

うけロ

あごの発達や上唇を噛むくせ、下の歯が大きすぎるなどが原因になりやすいです。 うけロは乳歯が生えそろって奥歯の噛み合わせができるようになったり、永久歯が生え変わるときに治 る場合もあります。

影響を与えやすいもの

おしゃぶり、つめを噛む、あごを手にのせて肘をつく、永久歯を抜けたままにしておくなどがあります。

矯正について

歯並びが悪くても、見た目が少し気になるだけであれば本人の意思がはっきりするまで様子をみてもいいでしよう。 しっかり食べ物を噛むことができない、正しい発音ができない、虫歯になりやすいなどの影響が気にな るようなら歯科医に相談してみましよう。