『こどものツボ』  T.基本的なこと

病院のかかり方

病院へ行く前の準備     

・持ち物の準備:診察券、保険証、乳児医療証、病気のメモや熱の経過表、着がえ、オムツ、 お気にいりのおもちゃや本、哺乳びんなど。
・便や尿、吐いた物などがおかしいと思ったら、それをお持ちください。
・できるだけ脱がせやすい服装でお連れください。
・他の病院でもらっている薬がある場合は、その薬か、薬剤情報提供書をお持ちください。
・お子さんの状態がよくわからない方がお連れになる場合は、病気の経過をメモ書きにする など、正確な状態が医師に伝わるようにしましょう。

病院の受付で

・何度も吐いている、息がとても苦しそう、元気がなくぐったりしているなど、いかにもつ らそうな場合には、すぐに受付に申し出てください。
・うつりやすい病気が考えられる場合にも、必ず受付にお申し出ください。

待合室で

・診察前に食べ物や飲み物をあたえないでください。
・診察の順番が近づいてきたら、必ずお子さんと一緒に診察室の前でお待ちください。
・小さい赤ちゃんなどの場合は、激しく泣くと十分な診察ができなくなるため、あらかじめ 上着をゆるめ、ボタンを外しておくようにしましょう。

診察室で

・病気の経過をわかりやすくお話しください。 いつから、どのような症状があらわれ、どのようになってきているのか? もっとも心配なことは何か?
・薬のアレルギーや大きな病気をしたことがある場合は、そのことを必ずお話しください。
・他の病院でもらっている薬があれば、それも忘れずお話しください。
・診察中に聞きたいことや、伝えたいことを残さないようにメモなどにまとめてあると便利 です。

●時間外の急な病気の診察
・まず、かかりつけの医師に連絡します。
・連絡のとれない場合は救急病院に連絡します。
・必ず連絡してから受診してください。