小児用肺炎球菌 7価肺炎球菌結合型ワクチン(プレベナー)に関するQ&A小児用肺炎球菌  13価肺炎球菌結合型ワクチン(プレベナー) について

Q: 予防する病気は?

A: 肺炎球菌感染症

肺炎球菌は子どもの髄膜炎や、肺炎、中耳炎などを起こす細菌の1つです。
この細菌による髄膜炎は、早期診断や治療が難しく命が助かっても後遺症を残すことが少なくありません。
また肺炎も重症になることがあり、中耳炎も耐性菌(抗生剤が効きにくくなっている菌)が多いので治りにくくなっています。
ワクチンを積極的に接種することにより、このような肺炎球菌による病気がかなり予防できることが分かっています。
 

Q: ワクチンの種類は?

A: 不活化ワクチン
 

Q: 標準の接種年齢と回数は?

A:生後2ケ月以上から6歳未満まで接種できます。

@標準スケジュール
【生後2カ月〜6カ月】
     27日以上あける   27日以上あける   60日以上あける   なおかつ1才超えてから接種
  1回目   ⇒    2回目   ⇒    3回目   ⇒    4回目

A接種もれの人への接種(1)
【生後7カ月〜11カ月】
     27日以上あける   60日以上あける   なおかつ1才超えてから接種
  1回目   ⇒    2回目   ⇒    3回目

B接種もれの人への接種(2)
【 1歳 】
      60日以上あける
  1回目   ⇒   2回目

C接種もれの人への接種(3)
【2歳〜5歳】  1回のみ接種する。

 

Q:副反応はある?

A: ワクチンを接種した後に接種部位の発赤、腫れ、全身症状では発熱などの症状がでることがあります。

 

Q:次に別のワクチンを接種するまでの期間は?

A: 6日間以上
 

Q: 23価ワクチンや7価ワクチンの「価」とはどういう意味ですか?

A: 肺炎球菌は菌の表面にある夾膜という部分の型によって90種類以上に分類されています。その中から人に特に病気を起こしやすい型の菌を23種類選んで作ったものが23価ワクチン、7種類選んでつくったものが7価ワクチンです。
 

Q: なぜ23価ワクチンが子どもに接種できないのですか?

A: 小さな子どもは体の免疫システムが未熟なため23価ワクチンを接種しても抗体ができないからです。7価ワクチンは小さな子どもでも免疫ができるように工夫してあります。
 

Q: 13価ワクチンを接種すれば肺炎球菌による病気にもうならなくてすみますか?

A: 13価ワクチンは2歳以下の子どもが肺炎球菌によって重症になりやすい髄膜炎、敗血症などの病気を防ぐためのワクチンです。約80%以上予防できると考えられています。 型が違う肺炎球菌には効果はありません。
接種漏れの方も5歳まで受けられます。
 

Q: 何年くらい効果がありますか?

A: このワクチンの接種が始まってまだ年数がたっていませんので(アメリカが2000年)どれくらい効果が続くか正確にはまだ分かっていません。 しかしかなり長い間効果が続くと考えられています。
 

Q: 肺炎炎球菌ワクチンの効果はどのようなものなのでしょうか?

A: 現在、世界の約100か国で接種されていて、WHO(世界保健機構)もこのワクチンを積極的に接種するように勧告しています。 2000年から定期接種にしているアメリカでは、ワクチンで予防できる肺炎球菌による重い感染症(化膿性髄膜炎、敗血症など)が目に見えて減ってきています。
 

Q: 7価の小児肺炎球菌ワクチンは現在ありませんか?

A: 平成25年11月1日から (13価肺炎球菌結合ワクチン)に変更になりました。
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