こどもの病気

こどものツボ2

慢性炎症

花粉症や鼻炎、アトピー性皮膚炎、ぜんそくなどの病気は文明病ともいわれ患者さんがどんどん増えています。一方でいろいろな治療がおこなわれるにもかかわらずなかなか治らなくて苦しんでみえる患者さんが多い病気です。
なぜ治りにくいのでしょうか。
原因は「慢性の炎症」が続いているからです。

花粉症や鼻炎、アトピー性皮膚炎、ぜんそくなどのT型アレルギーに属す病気は、昔は「即時型アレルギ-」といわれていて、血液中のIgEという成分と肥満細胞という細胞が主役と考えられていましたが、その後「遅延型反応」という反応が好酸球という血液中の成分によって遅れて起こり、これが「慢性炎症」の主役となってアレルギー反応を長引かせていることがわかってきました。
この慢性炎症はなかなかやっかいな状態で、今のところステロイド剤などの特別な薬以外ではおさめきれないのが実情です。

片山こどもクリニック